志賀1号機関連 サブワーキンググループ
志賀1号機、福島第一3号機の2件の他に類似した予期せぬ制御棒引き抜け事象や挿入事象も含めて、事象の発生状況・発生メカニズムを把握し、再発防止対策を検討しました。なお、再発防止対策の検討にあたっては、主要なポイントである制御棒駆動水圧系の水圧ラインの圧力上昇防止について、各社においては水圧ラインの圧力上昇防止のためにリターン運転などの対策が既にとられていることを確認した上で、一層の信頼性確保の観点から、運用面(ソフト)並びに設備面(ハード)の両面から更なる改善策や標準化について検討を進め、BWRプラントにおいて共通的に取り組む対策を抽出しました。これらの成果を取りまとめることにより、本サブワーキンググループの活動を終了しました。